プロフィール

はじめまして!

フラワーキッズ代表の中村です。私は、理学療法士(身体・運動発達の専門家)と保育士(生活のプロ)の経験を活かし「癇癪やパニックの原因解明と解決」を専門に行っています。お子さまの笑顔を作りたい、その一心でこれまで1000名近くのお子さまに支援を届けてまいりました。

代表紹介 理学療法士/保育士 中村権太郎

理学療法士になるまで

高校時代、私は吹奏楽部に所属していました。
あるコンクールの舞台で、ひとりの他校の生徒と出会いました。
車椅子に乗りながら、真っすぐな眼差しでオーボエを吹くその子は、演奏後にこう話してくれました。

「生まれたときから歩けなくてね。運動会では、友だちが車椅子を押してくれて、一緒に徒競走に出たんだよ」と。

その言葉を聞いた瞬間、胸の奥がギュッとなりました。
友だちの優しさにも感動しつつ、私は強く思ったのです。

“学生時代は、楽しい経験であふれている。
その子自身ができることを、少しでも増やすお手伝いができたら――人生はもっと豊かになる。”

小さな頃に成長の角度を1度でも変えられたら、大人になった時、その差はきっと大きくなる。
その想いが、17歳の私を“お子さま専門の理学療法士になる”という道へまっすぐ導きました。

あれから何年経っても、私は変わりません。
「お子さまの未来を変える」お手伝いができることに、今もずっとロマンを感じています。
そして、その未来を一緒につくるのが、私の人生の使命だと思っています。

理学療法士、保育士、児童指導員として

2015年に理学療法士国家資格を取得後、国内でも数少ない重症心身障害児/者の専門施設(病床数約240床規模の医療型障害児施設)にて勤務しました。外来ではダウン症のお子さまを中心に、二分脊椎、運動発達障害、染色体疾患など、幅広い小児領域を担当。ハイハイや歩行の練習、姿勢・動作指導、車椅子や各種装具のフィッティング、集団運動プログラム、摂食外来など、多岐にわたる支援に携わりました。

入所部門では、人工呼吸器を使用されている方や、寝たきりに近い状態の方へのリハビリも担当し、「どんな障害があっても、その方なりの幸せを掴んでほしい。そのために自分が力になりたい。」という現在の理念の基盤を築きました。

その後は訪問看護ステーションに転じ、高齢者のリハビリに加えて小児分野を担当。4歳から高校生まで、呼吸器を装着されているお子さまから運動練習が必要なお子さままで、多様なニーズにお応えし、より生活に密着した支援を行いました。

また、認可保育園では幼児リーダー・副主任として管理業務に携わりつつ、0歳児・年少クラスの担任を経験。診断の有無に関わらず、定型発達のお子さまでもさまざまな困難を抱えていることを実感し、クラス運営や行事企画・保護者対応等を通じて、発達の多様性に寄り添う視点を深めました。

その後、日本最大手の児童発達支援施設へ転職。理学療法士としての専門性と保育現場の経験を活かしながら、ADHD、ASD、知的障害、学習障害、グレーゾーンのお子さまなど、延べ300名以上へ個別・集団支援を提供。保護者さまへの相談支援、就学に関する座談会の開催などにも従事しました。最近では、お子さまの運動に関する困りを整理し、適切な運動提案を行うための内部マニュアルを作成・周知し、高い評価を得ています。

また、児童発達支援に従事する傍ら、生活に寄り添った支援を継続したいという思いからベビーシッター事業も開始。生後3ヶ月のお子さまから、定型発達・ASDなど発達特性のあるお子さままで幅広く担当し、お子さまと同じ目線で関わるスタイルは、お子さま・保護者さま双方から高い評価を得ています。ご家庭という安心できる環境で支援を行うことは、保護者さまの負担軽減にもつながるという確かな手応えを感じ、「在宅での子育て支援」に対する思いをより強くするきっかけとなりました。

これらの経験を糧に、「癇癪に悩むご家庭を救いたい」という願いのもと フラワーキッズを立ち上げ、訪問トレーニングを行っています。

略歴

2015年
 理学療法士国家試験合格・免許取得

2017年
 保育士国家試験合格・免許取得

医療型障害児施設(約240床規模)にて勤務
 ダウン症、二分脊椎、運動発達障害、染色体疾患などの小児外来を担当
 ハイハイ・歩行練習、姿勢・動作指導、車椅子・装具フィッティング、集団運動、摂食外来を経験
 入所部門では人工呼吸器使用児・重症児へのリハビリにも従事

訪問看護ステーション(小児担当)
 4歳〜高校生まで、呼吸器管理が必要なお子さまから運動練習まで幅広く支援
 生活環境に密着したリハビリを提供

認可保育園(幼児リーダー・副主任)
 0歳児・年少クラス担任
 クラス運営、行事企画、保護者対応、職員マネジメントを経験
 定型発達のお子さまの困りにも触れ、発達支援の必要性を再認識

児童発達支援施設(日本最大手)
 ADHD・ASD・知的障害・LD・グレーゾーンなど延べ300名以上に指導
 保護者相談、就学座談会を担当
 お子さまの運動課題に応じた支援マニュアルを作成し評価を得る

フラワーキッズ を立ち上げ、現在に至る
 癇癪を中心とした発達支援・訪問トレーニング等を提供