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なぜ私は“在宅×高頻度トレーニング”を選んだのか――フラワーキッズに込めた、私の哲学・使命・そして夢

私は2015年に理学療法士として歩み始めてから、
ずっと「子ども」と「家族」のそばに立ち続けてきました。

重症心身障害児施設。
訪問看護。
認可保育園。
ベビーシッター。
児童発達支援。

これまで出会ってきた子どもは、延べ数百名。
そのすべての子から、私は“生きることの尊さ”と
“笑顔の力”を教えてもらいました。

そして私は、ひとつの揺るがない信念にたどり着きました。

「子どもは、笑うときに一番伸びる。」
「人生は、笑う瞬間を積み重ねるためにある。」

私はその考えを中心に、
フラワーキッズという場所をつくりました。


■ 医療の現場で感じた“もっと伸ばしてあげたいのに伸ばしきれない”葛藤

目次

― 子どもの力は想像よりはるかに強い

重症心身障害児施設は、私の原点です。

ダウン症、二分脊椎、染色体疾患、運動発達障害…。
時には人工呼吸器をつけたお子さま、
意思疎通の難しいお子さまに向き合うこともありました。

小さな手が少し動いたとき。
支えながら立てたとき。
視線が合って、ふっと笑ったとき。

その瞬間、部屋の空気がガラッと変わる。
家族の表情が一斉に明るくなる。
“生きている力”を全身で見せつけられる。

しかし、この仕事には常に葛藤がつきまといました。

「もっと頻度が上げられれば、もっと伸びるのに。」
「もっと深く関われたら、もっと自信を育てられるのに。」

現場はどうしても月1回の枠で動く。
月1回60分のリハビリでは、その子の可能性をすべて引き出せない。

その物足りなさ。
もどかしさ。
悔しさ。

それが私の中で、ずっと消えませんでした。


■ 訪問看護で確信した“家庭こそ最高の成長環境”

― 子どもが一番リラックスして、一番挑戦できる場所

ご家庭に伺うようになってから、私はある真実を知りました。

家庭という場所は、
子どもにとって圧倒的な安心の場である
ということ。

椅子も、空気も、音も匂いも。
すべてが馴染んでいるから、子どもは肩の力を抜ける。

安心した瞬間、
子どもは“挑戦できる”ようになります。

・普段より積極的に動く
・表情が柔らかくなる
・できなかった遊びに手を伸ばす
・言葉が自然に出る

どれも支援室ではなかなか見られなかった姿でした。

その経験から、私はこう確信したのです。

「高頻度で、家庭で、その子に合った支援を届ければ、必ず伸びる」

この答えが、間違いなく最適解だと確信しました。


■ 保育園では、診断の有無ではなく“今の困り”を支える必要性を知った

― すべての子に支援が必要になり得る

副主任として働いた保育園では、
発達障害の有無に関係なく、
多くのお子さまが“困り”を抱えている現実に出会いました。

・集団が怖い
・切り替えが難しい
・不安が強い
・気持ちを伝えられない
・友達トラブルに悩む

「診断」があるかどうかより、
“どんな困りを抱えているか”こそ大切だ
と強く感じました。

そこから私は、
“境界線のない支援”
“誰も取りこぼさない支援”
を目指すようになりました。


■ 児童発達支援で300名以上に関わってきて

“業界の限界と課題”を痛感した

児童発達支援は本当に大切な仕事です。
でも同時に、業界の構造にはどうしても変えられない限界がありました。

・トレーニング頻度が低い
・公費ゆえに価格と価値が比例しない
・競争原理が働きにくい
・人材が定着しにくい
・給与が上がらない
・サービスの差別化が難しい

このままでは、
子どものための仕事なのに、
「やりがい搾取」と言われ続ける未来が待っています。

そして何より、
この業界が“魅力的な職業”にならないままだと、
優秀な人材が入ってこない。

それは、
子どもたちの未来にも影響する。

私はそれがどうしても許せませんでした。


■ だから私は、自費サービスという道を選んだ

子どもの未来のため、保護者のため、そして業界の未来のために

自費サービスは、
「高くてもいい」ではなく、
「必要な価値を、必要な時間と情熱を込めて届けられる」
という意味です。

そして私は、本気でこう思っています。

この業界に、年収1億円の理学療法士・保育士が生まれるべきだ。

それはお金が目的ではありません。

子どもに関わる仕事が
「最高に夢のある職業」
だと、社会に証明するためです。

あなたのお子さまを支える仕事が
“誰もが憧れる職業”
になるべきだと私は心から思っています。


■ さらに、私にはもう一つ、大きな夢があります

障害児向けの自費保育施設をつくること

――保育 × トレーニング × 保護者支援を一気通貫で届ける場所

私は将来、
障害児専門の自費保育施設
をつくりたいと思っています。

保育と療育が本気で融合し、
トレーニングが高頻度で組み込まれ、
保護者支援も常にそばにあり、
必要な専門家が全て揃っている場所。

いまの制度では難しいことを、
すべてまとめて実現できる場所。

「子育ての不安が半分になる場所」
「子どもが毎日笑って成長できる場所」
「保護者がもっと楽に、もっと幸せに子育てできる場所」

それを私は本気でつくりたい。

フラワーキッズは、その第一歩です。


■ 最後に

あなたのお子さまの未来は、必ず明るい。

私は、どの子の成長も信じています。
どの子にも必ず優しさと力があり、
伸びるタイミングがあり、
笑顔があり、未来があります。

ゆっくりでも、
段差を何段かけてでも、
回り道でも、
その子なりのペースで着実に前に進む。

そして保護者さまへ。
みなさま本当にがんばっています。
どれだけの思いで日々を支えているか、
私は痛いほどわかっています。

子育ては孤独に見えて、
決して一人ではありません。

あなたとお子さまの歩いてきた道のりは、
“愛と努力の証”そのものです。

どうか覚えていてください。

未来は変えられます。
そして、あなたの子どもは必ず伸びます。

フラワーキッズは、
あなたとお子さまの未来に光を灯すために生まれました。

一緒にたくさん笑っていきましょう。
一緒にたくさん成長していきましょう。
あなたの大切なお子さまの未来を、
私は全力で支え続けます。

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